あの日みんなが見たあまちゃんを、僕達はまだ知らない。

「あまちゃん童貞」の30代男性2人が、「あまちゃん」を今更見て感想を書くブログ。

あまちゃんを今更見るにあたって。

俺たちは、みんなが見てたり読んでたりするものを

スルーしちゃってきたものが、多い。

メジャーなものへのひねくれ根性とかそんなことではなく、

ただ、なんとなくタイミングを失ったうちに、それ自体が終わってるとか、

ものすごい量の単行本(や続編)がでてしまったとか、その程度。

ワンピース、ジョジョ北斗の拳北の国から、アメドラ、

ファーストガンガム以降のガンダム。等。

とある世代にとっては、共通言語となって、挨拶代りの話題になりうるコンテンツ

は、何かしらの「面白さ」が絶対に入ってるわけだから、

いつも挑戦したいとは思っている。

あまちゃん」は、NHKの連ドラで放送されてた。

俺にとってその枠は、朝方家事の合間を縫って見る主婦とか、

出社前に朝飯食いながら見る会社員とかを想定した、「大いなるベタ」が

展開される時間帯…くらいの認識だった。

連続ドラマはとにかく「習慣」が大事で、毎日のルーティンを恥ずかしながら持っていない俺は、習慣を根付かせるのが苦手で、「毎週(毎日)これを欠かさず見る」

ということが不得意。興味の持続が難しい。

よって、今までひとつも見たことがない。

 

今回「あまちゃん」を見るに至ったきっかけが、なんとなく、このドラマが、

「とある世代」とか「とある趣味」を対象にしたものではなく、

これ「みんな」に向けて、つくられてんじゃないの? と、

なんとはなしに気付いていたから。高校の時、日陰者一味と教室の後ろでエヴァ

ワールドプロレスリングの話をしたり、移植されたばかりのスト2を、

創価学会のでっかい仏壇があるU木君の部屋でカチャカチャやったのとまた別の感覚。

俺は、みんなの輪に入りたい、というのがまずある。

 

それと何よりあの流行語「じぇじぇじぇ」を超フレッシュに使いたいというのがある。

これは、残されたものたちに文字通り残された、特権だ。

はやくビックリするタイミング来ないか。おれはじぇじぇじぇで仲間入りだ。